エアフォース1の販売状況から探るNIKEの3つの公式と楽天市場の特異性
NIKEの公式には「.com」と「楽天市場NIKE公式」(2020年11月開店)と「ZOZOTOWN公式」があります。
3つの公式通販を比較してみました。
【品揃え】
公式3店舗の品揃えは「.com」>「ZOZO店」>「楽天市場店」の順です。
最も売れている「エアフォース1 '07(白×白)」で見ていくとわかりやすいです。
「楽天市場店」は「エアフォース1 '07(白×白)」は置いておりません。
「ZOZO店」はあり。
「.com」はもちろんあり。加えて9/24に発売され、すぐに売りきれた白ガム「エアフォース1 '07(白×ガムソール)」もばっちりあります。
【品揃えが異なる理由】
なぜ「楽天市場店」に「エアフォース1 」を置かないのか明かされておりませんが、「ZOZOTOWN」の出張店舗である「ZOZOTOWN PayPayモール店」から推測できます。
「ZOZOTOWN PayPayモール店」では「NIKE ZOZO公式店」の商品を購入できますが、なぜか「エアフォース1」は買えない。
わざと抜いている、というよりわざわざ抜いてる。
推測ですが、ブランド公式とセレクトショップが並ぶZOZOと比べ、「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング=PayPayモール」はNIKEの商品を主力に売ってくれる大手スポーツ店や一般のアパレル店が並んでおり、そこで一番の売れ筋商品を公式が売ると、みんなが信頼度の高い公式で購入し、各販売店の利益を損ねてしまうので、そこに配慮してのことだと思われます。
【楽天市場の特異性】
そして「エアフォース1 '07(白×白)」からは楽天市場の特異性がよくわかります。
今、というかけっこう前からエアフォース1の在庫は揃っていて、ZOZOでもヤフーショッピングでもAmazonでも定価かそれ以下で人気サイズが買えます。
(私は一ヵ月前にヤフーショッピングでポイント考慮後7,600円で買いました)
それなのに楽天市場だけは14,000~15,000円(今ランクイン最上位は14,399円)のプレミア価格でずっとランクインしてそれでも品薄になっています。
楽天市場は国内ECモール売上でシェアNo.1でかつポイント囲い込みの「楽天経済圏」により、購入者数が多いだけでなく、楽天市場でしか買い物しない人が多いと推測されます。
そのため局地的な品薄やプレミア販売が発生してしまうようです。
(私も以前そうでした、今は各ECモールと価格比較サイト、オークション、海外モールも見ますが、そこまでするのも無駄かもしれません)
【ご参考:白ガムについて】
白ガムは楽天市場の最安値は17,490円ですが、「.com」で買うと定価の12,100円です。
発売日の9/24段階ではスニーカーダンクでもプレミアがついてましたが、公式で再販され、普通に買えるようになりましたので、儲けがとれないとわかった転売ヤーが手放しにかかってます。
そのため今はスニーカーダンクで定価以下で売られており、最安値となっています。
どちらかというと反動安の状態ですので、そのうち定価に相場が収れんしていくかと。
株価と同じです。
NIKE公式から話が逸れましたが、次回はお得ブログらしく各公式のどこで買えばお得か、全く異なる値引率・クーポン割引率・クーポン配布パターンについてまとめようかと思います。